一番ハードルの低い技術ブログを作りたい!

起案から約半年、HAGAKURE PROGRAMMING塾では、自分たちのオリジナルの技術ブログをデプロイしました。 目指したのは、非エンジニアが技術ブログとして気楽にアウトプットできる「最もハードルの低い技術ブログ」 です。

そもそも「アウトプットすること」は、技術を学ぶ上で非常に有効な手段であると私たちは考えます。 手を動かして学んだことを自分の言葉で整理し、誰かに伝える――それが理解の定着につながります。

「ギバー」 「テイカー」 「マッチャー」という考え方があります。 これはアダム・グラントの著書『GIVE & TAKE』で紹介された、人間関係における与え方のタイプです。

ギバー(与える人)

テイカー(奪う人)

マッチャー(損得のバランスを取る人)

この中で「ギバー」には実は2種類あります。 ひとつは自己犠牲型のギバー、いわば「燃え尽きてしまうギバー」、もうひとつは他者思考型ギバー、即ち「持続可能なギバー」です。

このHAGAKURE PROGRAMMING塾の目指すところは、この他者思考型ギバーの集団であると考えています。

「誰も無理なく自分の学びを共有していることが、他の参加者の学びにつながる」

これが、私たちのありたい姿です。

技術ブログを書くという行為は、誰かのためになる情報を発信するという点で、まさに「ギバー的」な行動です。 私たちは「燃え尽きるギバー」ではなく、

自分の学びにもなり、誰かの助けにもなるような「持続可能なギバー」

として、このブログを育てていきたいと考えています。

そして、このブログは完成形ではありません。 運営メンバーだけでなく、参加者一人ひとりが、自分のペースで、自分なりの言葉でアウトプットしていくことで、生きた技術の知見が少しずつ積み上がっていく場になることを願っています。

たとえば──

勉強会で得た「ちょっとした気づき」

試してみた技術の「うまくいったこと、いかなかったこと」

誰かに話すつもりでまとめた「技術メモ」

そういった“ささいなこと”こそが、他の誰かにとっての突破口になったり、きっかけになったりします。

アウトプットは自己表現ではなく、学びの副産物。 そして、それが他者の学びにもなる。

そんな循環を、私たちはこのブログを通じて育てていきます。

ブログの活用法は、Scrollガイドラインにまとめてあります。

次に書くのは、あなたかもしれません。

このブログが、一人でも多くの学習者の「はじめての技術ブログ」になることを願って。