Cursor が日付を間違えるので、ルール追記で直した話

「Cursor」という AI エディタを使ってます。

https://cursor.com/

これがめちゃくちゃ便利で、コード補完もいい感じだし、ちょっと相談するとすぐコード書いてくれる。もう手放せないレベル。

MCP(Model Context Protocol)を使って、Obsidian にプロジェクトの変更履歴を自動で残す仕組みを作っています。
「今日やったことまとめて」など指示を出すと、マークダウンでいい感じに記録されていく。めっちゃ楽。

obsidian-scs
こんな感じ。整理しないとな〜と思ってます(笑

でも問題発生

日付が変。。。

何も指定してやらないと、出鱈目な日付で記録している ことに気づきました。 ずれ方は日によって違うみたいですが、今日(2025年8月23日)の観測で、2024年12月27日と返してきました。おいおい。

なので、そのまま Obsidian に保存すると、変更履歴が無茶苦茶な日付で入ってしまいます。 まとめさせる時に冒頭に

「今日は〇〇年〇〇月〇〇日です」

と最初に指定してやればいいんですが、地味にストレス。なんとかならないかな、とcursorと相談してみました。


解決策はシンプル

色々試した結果、Cursor の Rules にルールを2行追加することで解決しました。

"Always check current date and time using the terminal command 'TZ=Asia/Tokyo date "+%Y-%m-%d %H:%M:%S %Z"' before responding to any query",
"Display current date and time at the beginning of each response in the format 'YYYY-MM-DD HH:MM:SS JST'"

cursorの設定画面(右上の歯車ボタン)を押して、Rules & Memories→+Add Ruleで上記のルールを記載します。

要するに「日付は自分で考えず、毎回ちゃんとターミナルで聞け」と命令した感じです。


効果バツグン

これ入れてからは、Cursor が返す答えの冒頭に

2025-08-23 02:15:00 JST

みたいに、きっちり現在日時が出るようになりました。
そのまま Obsidian に記録すれば、もう日付ズレもなし。


感想

たった2行で、かなりストレスフリーになりました。

欲を言えば、最初に日付取得の待機時間が出来てしまうのでデフォルトで対応してくれたらな〜〜〜〜

とは思う。調べた感じ今のところ設定出来なさそう。

cursor便利だけど、こういう 小さな設定のひと工夫 でさらに効率を上げれることがありそうなので、不満をそのままにせず考えていこうと思いました。

特に Obsidian みたいに日付を持っておいた方が色々と整理しやすいツールと組み合わせるときは、ぜひやっておくべきだなと。


まとめ

  • Cursor は優秀だけど、日付はあてにならないときがある
  • Rules に2行追加するだけで、正しい日付を返すようになった
  • MCP × Obsidian で履歴管理してる人には特におすすめ

cursor、GPT-5が出たあとしばらく無料で使わせてくれてたので、ワンチャンこのままずっと無料とか無いかな〜と思ってたんですが、そんなに甘くなかったですね(笑